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未来予想図 (イタフラ車編・プジョーシトロエン)
フランス車の代名詞といえば「猫足」
いまや輸入車をある程度知っているレベルの人ならば、
誰でも一度は聞いたことのある表現だと思います。

最近、今回のテーマメーカーことプジョーは救済的にシトロエンと
タッグを組んでいますが、同国のもうひとつのメジャーメーカーの
ルノーとは別系列的に展開していくというメッセージなのでしょうね。

良くも悪くも「猫足」という呪縛的表現に括られているフランス車ですが
今も本当にそうなのでしょうか!?

もともと「猫足」といわれていたのは本当の意味では80年代後半までの
モデルのことを指すと僕は解釈しています。
今は、影の薄くなったシトロエンが全盛だった時代です。
不思議だけれどそういう時代があったんです(^^;
プジョーなんていまのシトロエン以下に扱われていましたから
時代というものは「生き物」なのですね。

シトロエンは昔からぐぅ~の音も出ない「珍車」を数多く送り出してきた
メーカーです。それらに比べると最近まで作られていたXMなんて
立派な乗用車です(笑)
車の歴史をもうちょっと詳しく知りたいという方は、先に挙げたアルファと
このシトロエンを勉強すると楽しいと思いますよ(^^
なんちゃってエンスーレベルを目指すのでも、知っておいたほうが
後々使えます・・・って、なににだ(笑)
僕がこの辺を語りだすと、本業を忘れてしまいそうなくらい疲れてしまう
と思われますので、おもいっきり割愛いたします(笑)

で、猫足にテーマを戻すと、フランス車はお国柄、ソフトな乗り心地の
車を「頑なに拘って」作ってきました。ニュアンス的には、絶対、公の場
では英語を話さないというプライドに似ていると思います。ボルンジョルノー♪
「おらが一番」、ジャンヌダルク魂よろしく♪です。なんのこっちゃ・・・(笑)

もともとストロークの長いふんわりした乗り心地から、猫のすり足みたいに
頭は動かないけれど足はしっかり地面を捉えているというところからきて
います。地面からこつこつくる振動は「下品」と扱われていたのでしょう。
もうこれは、文化の違いというレベルじゃなくて、文明のレベルの違いと
いう感じで、当時は意地になっていたように見えました。

シトロエンは、つい最近までそのことに拘っていましたが、
プジョーは一足先に、そのトラウマから抜け出たといえると思います。
205・309・405・・・まではビンビンでしたが、306のデビューをきっかけ
に、弱猫足路線へと切り替え、メジャーを目指します。
これが受けに受けた・・・。「なんでこんなに売れるの?」と当人たちが一番
びっくりしたのではないでしょうか(笑)
理由としては単純に「昔のファミリアやシビック」みたいにつぼにはまった
だけと理解していますが、偶然に爆発しちゃったわけです。
こりゃいけるんじゃな~い!?という感じで、急いでディーラー網を整備しだし
ます。雨後の竹の子みたいに、ポコポコとできましたよね。
偶然が三度続くと本物になる。私が作った格言ですが(^^;(笑)勢いに
乗ってイメージ的にドンピシャリというタイミングで406クーペ・106S16を
市場に送り出します。これがまた当たった・・・。
販売数こそ306が抜き出ていましたが(というかこれだけでもってた)
プジョー イコール いけてるフランス車 というイメージが日本に定着
したと思います。黄金期は2000年前後くらいだったのじゃないかな・・・
で、206のデビュー。
妥当VW!!というところまで息巻いているみたいですが、
「ん~」と僕は個人的におもっています。だって、中身が・・・(^^;
206はまだしも307って格好良いとおもいますか!?
なんで106潰すんだとか・・・。
持続するのは大変なことです。もうちょっと様子を見ていたいメーカですね。
メジャーを狙いすぎて本末転倒にならないように気をつけてもらいたいです。

くるくると話を戻し(笑)205時代の車たち。
これは面白かった・・・。さすがに今個体の良いものは残っていないみたい
だけれど、当時はショッキングなくらい感動したものです。
ある意味ではゴルフなんかより優れていたというか、堂々と誤解の勝負を
していた「くるま」でしたね。カーンと回るエンジン。一見どこにトルクバンド
があるのかわからない独特なフィーリングなんですが、一度はまると
病みつきになる感覚を持っていました。
309も同じ。お世辞でも格好良いフォルムではなかったけれど「GTi」だけ
は205同様、とても面白かったです。
一番の衝撃的だったのは405のMI。後に四駆まで出ましたけれど、
これが「猫足」の真骨頂って感じで、今乗っても新鮮に感じる車だろうなと
思います。この辺を乗ってみて307を乗ってみると、「猫足」ってなんなのか
が本当の意味でわかると思います。

シトロエン。
BX・XMで波に乗れるかとおもったけれど、如何せん壊れたので(笑)
その後エグザンティアでなんとかしのぎをけずっていましたね。
かつての「名門」がガラガラと音を立てて崩れていく姿は、みてても
悲しくなりました。シトロエンにとっては時代の進み方が早すぎたような気が
します。もうちょっとゆっくりだったら、良い味だして面白い車を作る暇も
あっただろうけれど・・・。XMをもっと完成度高く安く作れたら面白かった
かもですね。

市場の気配から手に取るようにわかっていましたが、またまたディーラー網
が再編されました。くたびれるって・・・。
今回は新生シトロエンよろしく♪で本気でやるみたいですから、
今までのお茶を濁すような展開にはならないと思いますが。
C2・C3・・・今度のモデルはどれも「らしさ」を残しながら生き残ろうと本気で
考え、作ってきたモデルだと思っています。
後は、ディーラー網の早急な整備ですね・・・。
過去の歴史から、なかなか手を挙げる資本はないだろうけれど(笑)
面白い個性的な車を乗りたいユーザーには、頑張って存在し続けてほしい
メーカーのひとつだと思います。

だーーーと感じるままにご紹介しましたが、この両社。
WRCでは大活躍しているのですよね。インプレッサーをぶち抜いて勝ったり
しています。もちろん、ファクトリーものは「別物」だけれど、なんとかそれらの
イメージを持ってきて市販車にも、もっとフィードバックできないのかな・・・と
感じていまいます。

前にもかきましたけれど、「本国」では売れているのです。
それがいけないのかな!? それとも日本が包容力ないだけ!?(笑)

ボジョレヌーボは即日完売するのに・・・ 世界は不思議だ。
by nexus-blog | 2005-07-21 00:34 | Cars
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