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左と右
こんばんは。

イナバウアーの真似をして体のあちこちから「ボキィボキィ・・・」と異音がした
情けない奴です(^^; 真剣にめまいがしたものな(笑) もうやめよう(^^;

ちょうど新しいR32も出たことだし、昔の質問コーナーの定番。
左Hと右Hはどーよってやつを取り上げたいと思います。
面倒くさいのでザックしとですが(爆)

左H信奉の方には、ある意味ちゃんと裏付けのある方とそうではない方が
存在します。
前者は80年代後期から本格的に(一応)作られたという初期の右Hを
経験された方。
後者はただの見栄(^^; というか「外車は左Hのオリジナルが一番」だと
結論付けている方でしょう。

果たして今はどうなのか。
前者の方で、右Hアレルギーになっちゃった方は(笑)そろそろ試した方が
いいと思います。
確かに80年後半から90年代半ばまでの右H仕様は、正直「かったるいな」
という上で作られていました。
シェア的にもそんなに占めていなかったので、尚の事だったと思います。

ただ、技術の進歩というのは恐ろしいもので、この辺は普及車に関しては
ほぼ解決していると僕は経験上思っています。

昔みたいに何でもかんでも機械自体が大きく、物理的にどうにもならなかった
時代とは今は違います。2センチ平方のチップで自在にパワーを変えられる
わけですからね(^^; エンジンも小さくなり、MTもコンパクトになった。

この流れとあわせるように、欧州車も無理なく金型を作ってくれるように
なり(笑) 特段、その国の交通事情に合わないまま無理に乗らなければ
ならないというハンデを背負うまでには至らなくなりました。

勿論、販売上の戦略で日本の販売店の啓蒙活動もあったと思います。

これらにより、特にスペシャルな車でない限り、必要性がなくなった。

だから、アレルギーは思い込みの部分も多いと思いますので、過去に嫌な
思いをした方は、そろそろ食べず嫌いを直しても大丈夫だと思いますよ(^^;

もうひとつ、大きな問題が実は隠れていました。
右Hにする特有の部品が壊れると、左Hと同じ部品構造なのに価格が3倍も
したりした。信じられないだろうけど(笑)
これは95年前後までの車に多い現象ですが、如何に虐げられているかが
よくわかった頃でした。
生産数によるコストの反映って言っていたけれど全く説得力なかったな(笑)

今はほぼこの問題は解決していると思うので話題にもならないのですが
そういう陰の部分も実はあったのですよね・・・
もう時効だと思うので言うけれど(^^;(爆)


後者の方々は、もう何をいっても無駄なのでそれはそれで良いと
思います(^^;
「オリジナルが一番なんだよ」 そうです。その通りです。というしかない(笑)
何が何でも左だ。
もうこれは信念ですから是非突き通してもらいたい(笑)
教祖としては所ジョージさんあたりで如何しょうか!?(爆)

ただ、スポーツカーなどに関するモデルは、一概に左信奉者の主張はズレて
いないです。
なぜならば、よりピュアに作られている車なわけですから、余計なことはできる
限りしない方が良いと思うから。

そのスポーツカーってなんだってなるとその括りは難しいけれど、
簡単にわかる方法として、そのメーカーが敢えて左Hしか出さないモデル
なんかは拘っている部分が多いのかもしれないですね。

今回のR32みたいに左右がそれぞれ違うパッケージングで出てしまうと
問題はより複雑になりますが(笑)

何で右でMT出さないんだよ・・・右を乗る奴は大人しいと思っているのかい!
って抗議すれば出ると思いますが!?(笑)
技術的な問題じゃないと思いますからね・・・この辺は。

R32も最後までこのラインナップでいくとなると、先代の右H&MTは希少な
存在になるかもしれないですね。
by nexus-blog | 2006-02-25 00:49 | Cars
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