こんばんは。
なんとなく生まれ育った地元で公私共に過していると
否応なしに時代の変化を目の当たりにします。
特に最近はワーキングプアよろしく、一生懸命働いても
結果が伴わないというよじれた世の中になってきました。
正社員じゃなくパートで・・・というのが要因と騒がれていますが、
それとは別に家業としている自営業の方も多いと感じます。
多分、東京でもこんなだから、今騒がれている地方とかは
もっと凄いのだと思います。
僕は世襲する間もなく、とっとと親父が他界してしまったので
まったくそのような壁にぶつからなかったわけですが、
同年代の友人関係を覗くと、結構色々とあるみたいです(笑)
高度成長でわっしょいわっしょい♪と寝食を惜しんでまで働いた親世代。
それで家族を養い、家も建った。
それを引き継ぐ世代は、その地道に働いてきた世代を説き伏せ、
尚且つ、今の時代の変化に対応しなくてはならないという
二重の壁越えに苦労しているみたいです。
でも、それでうまくいけば良き思い出となるわけで、
どちらの立場もわかる身としては複雑です(笑)
何でこんな話するかといえば、今日、とある近所の「だち」のところへ
ちょっとした加工をしてもらおうと遊びがてらにいったら、なんと10年以上
前に引退した親父さんが奥からでてきた。
「あれ ※※は?」
「あっ やめた」
「やめたって・・・(笑)そういう歳じゃないでしょーよ」
「だいいち家業じゃない」
「まっ 色々あってな」
と、正味30分くらい経緯を聞いていた。
肝心の本人から話を聞いていないからなんともいえないが
前記したような問題の典型みたいなことなんだろうと思った。
ちなみに本人は非常にまじめで朝7時前に店を開け、ほぼ休みなしという
日々を10年以上続けた実直な人間です。
所謂、放蕩系ではないわけで。尚更ショック。
結局のところ、世の中の構造変化が絶対安泰だろうと思われるところまで
寝食し、歪を生み、ギシギシと軋ませているみたいですね。
このままだと正直者が馬鹿をみるというままの世の中になりそうで
ちょっと不気味だな~と感じました。
少子化だなんだと騒いでいますが、飯食うことができるのか・・・という
焦りがここまで蔓延しているとなると、街、いや国はどうなってしまうのか
ぞっといたします(^^;
僕も含め、今ちゃんと食べられている人は単にラッキーなのかもしれません。
ん~なんとかならなんものか・・・
確かに最近のテンポの速さは尋常じゃないものな~
安倍さんじゃ絶対無理だろうしな~・・・